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zoom RSS 【知的生産 考える技術 私の方法  軽部征夫著  三笠書房】

<<   作成日時 : 2004/09/30 23:21   >>

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出版時の著者の肩書きは東大先端科学技術研究センター教授/工学博士です。新しいアイディアを生み出すための、著者の方法が書かれています。

独創力はモチベーションとトレーニングしだいで、いくらでも伸びるものである(p.17)との主張のもと、著者の経験や、エジソンやフォードの逸話も紹介されながら話が進んでいきます。

独創的な研究をされてきた著者だけあって、なるほどと思うところがあります。例えば、既存の考え方を頭にインプットしない(p.55)、奇人・変人しかいないと思われるくらい距離のあるものの(知恵の)組み合わせが独創的なアイディア(p.57)、“非常識を見つけなさい”(p.65)という主張、、一つの方法論にはこだわらないこと(p.93)などです。他にも、頭脳のアウトソーシング、コンピューターの利用、集中する方法などが述べられます。

特に、非常識を見つけなさいという主張はわかりやすくてよかったです。というのも、常識にとらわれるなとはよく言われますが、何かをするなといわれても何をするべきかわからないからです。行動の指針としては“何かをしなさい”の形の方がわかりやすいと思いますし、非常識を見つけなさいという主張は“これをしなさい”形式ですから、従いやすいと思います。でも、実際に非常識を見つけられるかは微妙な問題で、私のような常識人にはなかなか難しいですね。

後半は集中力を高めるための方法として、座禅や睡眠について述べられます。座禅以外にも集中力を高める方法があると述べられていますが、座禅がお勧めのそうです。また、仕事を細かく分けて15分単位で時間を管理するやり方も書かれています。時間の活用は多忙な人には共通した課題のようです。先日の【現場主義の知的生産法】もそうですが、空いた時間に少しでも何かの仕事を進めるというのが大事なようです。

こういう本を読んでも、なかなか成功するアイディアが浮かぶとは限らないのが難しいところです。なんでもそうですが、本を読んでわかることと、それを実際に行うことは全く別物です。アイディアを生み出すためには、それに関する本を読むよりも実際に考えて自分なりのやり方を見つけ出さないといけないでしょう。しかし、アイディアに行き詰まった時に、パラパラめくって参考になると思う一冊です。

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