三余亭

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zoom RSS 提供臓器の優先順位

<<   作成日時 : 2006/05/02 20:20   >>

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非日乗的日乗inowe社長blogさんよりTB頂きました。大変考えさせられるフィクションでした。細かい話になって申し訳ないし、このことを指摘するのは非日乗的日乗inowe社長blogさんが提起された問題を考えるうえでの本筋ではないのだと思うのですが、誤解があってはいけないと思うので、小さな声で指摘だけを。

前回の検査のさいにご主人は尊厳死を望まれ臓器提供も申し込まれてまして同じ病院にその臓器提供を待っている瀕死のこどもさんがおられるとは説明できない。

という「同じ病院にその臓器提供を待っている」と医師が知っているところです。

日本では死体から提供された臓器は(社)日本臓器移植ネットワークにより決定される順番に従って移植されます。詳しくは、(社)日本臓器移植ネットワークのサイトにある”いのちの贈り物”という絵をクリックして現れるページ(http://www.jotnw.or.jp/studying/01.html)の、左側の「脳死移植の流れ」をクリックして現れる画面の下の方に書かれています。
脳死判定に従うことと臓器提供の承諾が得られると、ドナーには法律に定められた脳死判定が行われると同時に医学的検査による情報がネットワークに伝えられ、最も適したレシピエントの選択がおこなわれます

腎臓の場合のレシピエントの選択基準は、
血液型の一致とリンパ球直接交叉試験が陰性であることを前提に、腎臓提供施設と移植実施施設の所在地(同一都道府県内、同一ブロック内)、HLA型のミスマッチ数、待機日数、小児(16才未満)を点数化し、この合計点が多い順となります。これらの条件が同一の移植希望者が複数存在した場合には、臓器搬送に要する時間、医学的条件が考慮されます。

とあり、必ずしも同じ病院にいるからといって臓器を移植されるとは限らないようです。(臓器を誰に移植するかは医師は決められないというところが大事なところです。)

このフィクションの指摘したいところはそんなところではないのは重々承知した上で、和田移植を連想させるような誤解は指摘しておいたほうがよいかもと思った次第です。本当に細かい指摘で申し訳ありません。

臓器の配分は金銭が絡んでいなくても問題となっておりまして、どのような配分が良いかは議論されているところです。
http://www.ff.iij4u.or.jp/~narita/ca/news79.htmlや、http://www.tbs.co.jp/ryuugaku/old/boston14.htmlなどが参考になるでしょう。

ただし、アメリカでも生体からの移植はUnited Network for Organ Sharing (UNOS)の関与するところではなく、MatchingDonors.comの出現による移植臓器の配分の問題は以前に御紹介したWeb東奥での記事のとおりです。マッチングドナーズドットコムのサイト、見つけました。

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申し訳ございません。昨日のエントリィは打鍵していて浅はかな知識しかないのにやばいなあ、と感じながら誤解を生じるような表現をしてしまいました。しかし止まらない。一晩寝かせてやればよかった。さすれば表には出てこなかったでありましょう。こんなことで大丈夫なのだ.. ...続きを見る
非日乗的日乗inowe社長blog
2006/05/02 22:31

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