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zoom RSS 多治見病院での呼吸器外し 倫理委員会が容認

<<   作成日時 : 2007/01/09 18:07   >>

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元は朝日新聞らしいのですが、見つけられなかったので、gooにリンクしますが、
倫理委が延命治療中止容認の結論 岐阜県立多治見病院
2007年1月8日(月)12:42  * 朝日新聞

 岐阜県多治見市の県立多治見病院(舟橋啓臣院長)の倫理委員会が昨年10月、病院の終末期医療のマニュアルに沿って80代男性の延命治療中止を容認していたことが分かった。最終的に院長が認めず、男性は治療を受けながら死亡したが、延命治療中止を巡っては国や学会などに明確な指針がなく、病院の倫理委段階での容認も珍しいという。

 病院によると、男性は昨年10月、食べ物をのどに詰まらせて、心肺停止の状態で救急車で運ばれた。救命救急センターの治療で心拍が再開したものの、人工呼吸器を付け、強心剤投与が続けられ、回復の見込みがないと診断された。

 男性は96年7月14日付で「重病になり、将来、再起(の可能性が)ないとすれば延命処置をしないでほしい」とする文書を家族に託しており、入院2日目に家族が延命治療の中止を申し出た。

 病院はマニュアルに従って、副院長を委員長とする倫理委員会(外部委員2人を含む13人で構成)を開催。この男性の治療に関係していない医師2人の「回復の見込みがない」とする診断と、文書は本人の直筆か、書いた後で意思の変化はないかなどを確認したうえで、昨年9月に作った病院の終末期医療のマニュアルに沿い、人工呼吸器を外すことなどを容認した。

 しかし、倫理委の報告を受けた舟橋院長は「国などの指針が明確でなく、時期尚早」と判断。昨年3月、富山県の射水市民病院で人工呼吸器を外して問題化した例もあり、「現段階では、医師だけが責任を問われかねない」として治療中止を認めなかった。

 男性は入院3日目に、人工呼吸器などの治療を受けたまま、「蘇生後心不全、蘇生後脳症」で死亡したという。
(以下略)


直筆での意思表明もあり、家族の同意もあり、問題のないケースだったのではないかと思います。しかし、「現段階では、医師だけが責任を問われかねない」という判断で、患者さんに望まぬ医療・苦痛を与えていた可能性があります。

指針があっても判断に迷う場合は多数生じるはずです。役に立つ保障はありません。それよりは患者・家族の意思表明を頼りにしたほうが患者さんのための医療になるのではないでしょうか。

施設の倫理委員会、それも外部委員が2人もいるきちんとした委員会の決定によれば、呼吸器を外しても良いと決断できる院長はいないものでしょうか。羽幌病院は不起訴になるようですから、必要以上にびくびくすることはないのではないか、と思います。

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