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<<   作成日時 : 2007/01/24 23:29   >>

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疾患腎移植に関連するニュースです。朝日新聞からです。

尿管がん患者から腎移植、腎・肺がん患い死亡

2007年01月23日08時22分

 宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠・泌尿器科部長(66)らによる「病気腎」移植問題で、万波医師の前勤務先の同市立宇和島病院で尿管がんだった患者の腎臓を移植された男性が腎臓がんになり、さらに肺がんを患って死亡していたことがわかった。がん発症の原因は不明だが、移植された腎臓にがん細胞が潜んでいて発症した可能性もあり、同病院は事実関係を調べたうえで、病気腎移植の妥当性を判断する調査委員会に報告する方針。

 万波医師の説明などによると、94年ごろ、腎臓と膀胱(ぼうこう)をつなぐ尿管の下部にがんができた患者の腎臓が摘出され、40代の男性に移植された。移植後は、2カ月おきに腎臓の細胞を取って再発の有無を調べる検査を続けたところ、約2年後、腎臓の中心部で尿管とつながる「腎盂(じんう)」にがん細胞が見つかったという。

 万波医師は「がんが再発する可能性がある」と手術前に男性に説明。がんが見つかった際も男性に告知したうえで腎臓の摘出を勧めたが、「透析治療に戻りたくない」と拒否されたため、がん細胞を切除する手術を行ったという。だが、男性はその約2年後、肺がんを発症して死亡した。

 専門医によると、腎臓がんの場合、10年以上たってから他の臓器に転移するケースもあり、肺への転移が最も多いとされる。同病院幹部は「今回のケースは把握していない。資料が残っているかどうか早急に確認したい」と話した。

 万波医師は朝日新聞の取材に、「臓器提供者の腎臓にあったがん細胞が増殖したのか、新たにがんを発症したのかはわからない」と説明。移植患者ががんに侵された例があったことを公表しなかった点については、「再発したとは思っていなかった。肺がんについても内科医と検討した結果、腎臓がんの転移ではなく、新しくできたがんと診断した」と話した。


94年頃の標準治療がどのようなものか、私にはわからないのですが、2003年ならば、PDQ日本語版 腎盂と尿管の移行上皮癌 限局性腎盂と尿管の移行上皮癌 標準治療の選択肢: にあるように、
1.膀胱カフ切除を伴う腎尿管摘除術。
2.腫瘍が表在性で尿管遠位1/3に限局する場合に限って、尿管部分切除術。


臓器提供者の腎臓にがんがあったのか、新たに発症したのかわかりませんが、尿管癌の腎臓を使う危険性を考える上では両方とも同じように扱ったほうが良いと思います。発症の危険性が透析腎での腎細胞癌発生の危険性より高ければ問題であるし、同じ程度なら疾患腎移植もオプションのひとつと考えるのは、ありだと思います。

肺がんの発症は病理組織をとったかどうか。とっていれば、それで決着がつきます。

がんで死んでも透析に戻りたくない、という気持ちをどう考えるか難しいところですが、この場合はまず患者さんの希望にしたがってもいいかもしれません。腎臓が一つの患者さんにどうするか、という状況と同じように考えて良いのではないかと思います。次に大きくなったら摘出と万波医師も考えていたのだと想像します。

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