三余亭

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zoom RSS 手術や投薬方法を特許にすることの影響

<<   作成日時 : 2009/03/22 02:00   >>

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3月17日の日経の記事です。
手術・投薬方法を特許に 政府検討、法改正の柱に
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090317AT3S1400G17032009.html

 政府は先端医療の競争力強化に向け、診断や治療などの「手法」も特許として認める方向で検討に入った。現行制度は医薬品や医療機器などの「モノ」だけを特許の対象としてきた。実現すれば医薬品メーカーは新薬の投与方法などでも特許収入を得られるようになり、開発投資の促進効果が期待できる。2011年に予定する特許法の抜本改正の柱に位置付ける。

 政府の知的財産戦略本部の先端医療特許検討委員会(委員長・金沢一郎日本学術会議会長)が医師や医療関連企業、弁理士などと協議に着手した。細胞などを用いた先端医療は「モノ」としての定義が難しい場合があり、手術方法や薬品を投与する量やタイミング、組み合わせ、部位の違いなどに着目した特許取得が重要になるとみている。 (16:00)


薬品の組み合わせは抗癌剤治療では普通に行われています。シスプラチンと5-FUとかカルボプラチンとタキソテールとか。違う製薬会社の薬の組み合わせの場合は、その組み合わせを発見した会社が特許をとるみたいです。以下を参照。
http://chizai.nikkeibp.co.jp/chizai/etc/20071011.html

開発した器具の特許を取らないという医師もいます。
http://globe.asahi.com/breakthrough/090316/01_01.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%98%9F%E9%9A%86%E5%B9%B8
特許を取らない方が多くの人を(特に途上国の人を)救える、というわけです。

特許を認めるとなると、その使用料が医療費に跳ね返ってきます。特許使用料分の医療費は増やしてよいということなのでしょうか。

特許と医療の問題はアメリカでも起こっています。
http://wiredvision.jp/archives/200408/2004080607.html
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/geentokkyo.htm

日本でも賛成派と反対派(医師会のようです)の資料がネットに公開されています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kyousou/sentan/dai4/siryou2.pdf
http://www.smips.rcast.u-tokyo.ac.jp/5thNFIPS.pdf

ただでさえ癌治療には金がかかるようになってきました。効く化学療法が開発され生存期間が延長しましたが、新しい薬が高額であり、それを使い続けなくてはいけないため、治療にかかる費用が高額となっています。さらに特許分まで負担するとなると、どうなることやら。自分が病気になった時のことを考えても頭が痛いです(一定以上の負担は確定申告の際に戻ってきますので、是非申告を。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E7%99%82%E8%B2%BB%E6%8E%A7%E9%99%A4)。特許を認めるとしても、あまり医療費に跳ね返らないようにしてほしいです。

アメリカの考えを追随する、ということなのでしょうが、そういうことがいいかどうかも少し考える必要がありそうです。
ご参考までに、http://cuttlefish.at.webry.info/200610/article_3.html

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