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zoom RSS 「日本の品格 鈴木邦男著 柏艪舎発行 星雲社発売」

<<   作成日時 : 2009/12/21 01:58   >>

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ここ2−3年、鈴木邦男さんの著書を読んでますね http://cuttlefish.at.webry.info/200807/article_1.html , http://cuttlefish.at.webry.info/200606/article_1.html 。自分はどちらかというと、いわゆる「右」のイデオロギー的な主張には賛同できないと思うことが多いのだけれど、鈴木さんの主張は気になるのですね。そんな鈴木さんの1冊。

著者の愛国心のレベルが高くなっているようです。田母神さんの意見に、

でも自虐思想や反日思想を持っていたり、自衛隊なんかいらないと言っている人も含め、日本に住んでいるすべての人を守るのが自衛隊ですよね。自分たちを否定する、あるいは自衛隊を廃止してしまえ、抹殺しろという人も含めて守るんですよね。自分たちを否定する人間をも守るというのは神の思想ですし、日本人の愛国心もそこまで行かなければいけないと思うんですよ。(p128)

普通の「右」の人には言えないことだと思います。ミッションスクール出身ということも関係しているのでしょう。

次の文章が印象に残りました。

日本が世界に誇りうるものは何ですか、と聞かれたら、僕は寛容さと答えるね。外国には自国文化を守るため、他文化の流入を阻止するといった例が多いでしょ。でも日本にはそれがない。無制限に何でも受け入れている。それでなおかつ日本らしさを保っているのは、やはりこの国のすばらしさだと思うよね。

寛容さっていうのは、強さがなかったらできないんです。右翼や左翼の連中が寛容になれないのは、結局他人が怖いからでしょ。自分たちが批判されるのが恐いし、揶揄されるのも恐い・・・・(p149)

確かに日本では無制限に他文化を受け入れて、うまく消化して自分のものにし、発展させて独自のものとしているという例がいくつか挙げられます。漢字、近代の技術、将棋、他にもあるでしょう、きっと。どんな社会でも他文化との接触が避けられない現在において日本には寛容さがあるというのは素晴らしいことです。寛容であることは弱さの反映でもありません。

ほぼ同時期に「右翼は言論の敵か ちくま新書」も発売されてたので読みました。こちらは右翼人物史という感じでこれはこれで興味深いのですが、「日本の品格」の方が話し言葉で読みやすく、ソフトな印象。以前に書かれていたことと重なるところもあるのだけれど、どういうわけだが買ってしまう魔力。文章が面白いんですね、きっと。

親戚のおじさんの話を聞いているような感じで読み進んでしまいます。物事は伝える内容ばかりではなく方法も大事、というか、人に聞いてもらうためには方法の方が大事ということがよくわかる実例ですね。

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