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zoom RSS 医者が臓器売買を画策して逮捕された事件に思う

<<   作成日時 : 2011/06/23 21:16   >>

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医師が腎臓を買おうとして逮捕された事件です。言葉もありません。

臓器移植にお金が絡む問題については、こちらこちらなどで。
今でもその通りだなと思います。文章が長くて下手くそだけど。

2点ほど、私が臓器売買に反対する理由を挙げます。

1.金のためにドナーが嘘をついて移植にふさわしくない臓器を提供するおそれがあり、レシピエントが健康被害を被る可能性がある。

2.http://cuttlefish.at.webry.info/200604/article_7.htmlで書いたことですが(海外の話になっているので、最後に黒人と出てきますが、それは日本の事情に読み替えてもらうことにして)、「利他的行為を抑制し、共同体の感覚を破壊し、科学的な標準規格を低め、個人的・職業的自由を制限し、病院・臨床検査所で利益をえることを許可し(sanction)、ドナーと患者の間の敵意を合法化し、医学の重要な分野を市場の法則に服従させ、社会的なコストを貧困層・病人・能力に欠けるものに負わせ、医学・医療での非倫理的な行為の危険を増大させ、結果として多くの血液が貧困層、職業技能の無いもの、雇用されていないもの、黒人、低所得層から供給されることになる。」

どうしても助かりたい、楽になりたいという気持ちはわかります。しかし、社会における医療のあり方も考えるのが医師の役割であると思いますし、今回逮捕された医師は社会における医療のあり方というものを考えていなかったのであろうと思います。

以下、毎日新聞から事件の報道と解説の抜粋です。

臓器売買:医師と組員ら5人を逮捕 移植法違反などの容疑

 生体腎移植を受けるための腎臓提供を約束し、謝礼を授受したとして、警視庁組織犯罪対策4課は23日、「堀内クリニック」(東京都江戸川区)院長、堀内利信容疑者(55)と仲介役だった指定暴力団住吉会系組員、滝野和久容疑者(50)ら5人を臓器移植法違反(臓器売買の禁止)容疑などで逮捕した。

(以下略)【川崎桂吾、前谷宏】


以下、解説記事。


臓器売買:疑惑の医師、当初海外で移植計画


 生体腎移植を受けるため、暴力団関係者らに1000万円の報酬を渡し、腎臓の提供を受けようとした疑惑が浮上した開業医(55)は当初、フィリピンに渡航して生体移植を受ける計画を立てていたことが捜査関係者への取材で分かった。国内での死体腎ドナー不足に直面したためとみられるが、国際的な生体移植の規制強化で渡航計画も頓挫。この後、暴力団関係者らとの偽装養子縁組に踏み切り、臓器売買をしようとしたとみられる。

(中略)

 開業医が渡航先に選んだのはフィリピンだった。しかし、フィリピン政府も「貧しい人が金銭目的で臓器を提供している」という国際的な批判を受け、08年6月、外国人への臓器提供を禁止。開業医の移植計画も断念に追い込まれたとみられる。【川崎桂吾、前谷宏】

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江戸川区南小岩 堀内クリニック
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