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zoom RSS 【医学は科学ではない 米山公啓著】についての日経サイエンス2006年4月号書評を読む。

<<   作成日時 : 2006/04/11 19:30   >>

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http://www.nikkei-bookdirect.com/science/newguide/0604/index.htm#にて日経サイエンス2006年4月号にでた「医学は科学ではない 米山公啓著」に対する書評がでました。

私の「医学は科学ではない」に対する意見は、こちらにあるとおり

さて、書評の著者の山崎幹夫氏はhttp://www.teikoku.co.jp/contents/iryo/herbal/1_5_toyaku.htmlによれば、

山崎 幹夫(やまざき・みきお)/新潟薬科大学学長、東京薬科大学客員教授、千葉大学名誉教授
1931年12月18日生まれ

[最終学歴]
1960年  東京大学大学院化学系研究科薬学博士課程修了 薬学博士

[職歴]
1960年  国立放射線医学総合研究所に勤務(総理府技官)
1965年  同 主任研究官
      この間、62〜64年 米合衆国ミネソタ大学化学部(フルブライト交換博士研究員)
1967年  千葉大学生物活性研究所に転任(助教授)
1975年  同 教授に昇任
1987年  千葉大学薬学部教授に配置換(医薬品素材学担当)
1993〜5年 同 薬学部長、大学院薬学研究科長
1997年  同 定年退官、千葉大学名誉教授 新潟薬科大学客員教授
1999年  東京薬科大学客員教授(一般用医薬品学講座担当)
2004年  新潟薬科大学学長就任 現在に至る

[受賞]
1968年  日本薬学会奨励賞受賞  
2000年  日本薬学会功労賞受賞

[役員等]
●日本薬学会
理事、評議員、関東支部長、薬学雑誌編集委員長、ファルマシア(日本薬学会会員誌)編集委員長、広報委員長、情報図書委員長、創薬セミナー委員長等
●厚生労働省
薬事・食品衛生審議会委員(中央薬事委員会、食品衛生調査会)、公衆衛生審議会専門委員、「21世紀の医薬品のあり方に関する懇談会」「医薬品適正使用推進検討委員会」「医療安全対策検討会議」「新指定医薬部外品検討会」「医薬品のうち安全上特に問題のないものの選定に関する検討会」等
●文部省
学術審議会専門委員 等を歴任


ということで、医薬品関連のお仕事もされていたようで、医療に無関係の方ではありません。

さて、書評の方ですが、医療は科学ではないという主張は支持しているようですが、狭い意味での医学が科学ではないという主張には、支持は表明されていないように読めました。実に注意深く、私が引っかかったところに対する論評は回避されていると私は思いましたが、いかがでしょうか。

「医学は科学ではない」を読み直して思ったんですけど、121ページから122ページにかけて
文字を書いたり、読んだりすれば、そこに関係する脳の場所が働いていることを観察することができる。(中略)しかし、だからといって、文字を書くこと、読むこと、計算することが、脳を本当に活性化しているかどうかはわからない。前述したように、大規模な調査を行って、それをやっている人が実際に認知症になりにくいというデータを出すには、膨大な金と時間がかかる。(中略)だから誰にも真実はわからないのが実情であり、「手をつかうとぼけませんよね?」という質問の正確な答えは誰も出せないのが、いまの脳科学である。

と、もっともなことを書かれているのに、みんなの脳ドリルという番組をやっているのは、なんと言ってよいやら。あまりにも言ってることが、コロッと変わりすぎてはいませんか。

医療については、【患者は何でも知っている】が良いです。EBM提唱者による本です。この本については前に書いたので、それを読んでいただければ、医療とはどういうものか考えが深まるのではないかと思います。

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