朝日新聞からです。病気腎移植、学会が統一見解策定へ 関係5学会 強調したような点が、どれくらいドナーとなるがん患者に影響を及ぼすのか。勉強不足で申し訳ありません、わからないのです。しかし、がんの手術を受けた患者さんに危険を及ぼすようなことがあるなら、ドナーが移植前提の手術でがんを摘出されたために不利益を受けていることになります。前に書いた、 腎臓を摘出された患者は不必要な手術や必要以上に大きな侵襲を受けてはいないかどうか、を知りたいと思います。これは、ドナーとレシピエントの治療を同じ医師が行うことで生じる疑念です。という懸念が残念ながら本当であったことになってしまいます。ドナーとなるがん患者に影響があるならですが。 来年1月の統一見解を待ちたいと思います。 ところで、3%の確率で癌の腎臓を移植した際にレシピエントに癌も移植されるとして、20例の手術を行っても1例も癌がレシピエントに移植されない確率は0.97の20乗で0.5437943となります。5%の確率として計算しても0.95の20乗は0.3584859。ということから考えても数%の頻度の出来事を論じるのには症例数があまりにも不足しているのは明白です。こちらでは、12月18日付けで勤務医さんがエビデンスは明らかと述べてらっしゃるのは、癌の腎臓移植に関しては明らかに間違い。前にも書きましたが、113名程度は調べないといけないと思います。 |
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提供者の腎はのこりのひとつでいいのか。 |
本当に 2007/02/15 11:17 |
http://cuttlefish.at.webry.info/200611/article_3.html |
三余亭 2007/02/16 00:49 |
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